私は20年以上、ずっと犬たちと暮らしてきました。
でも、今年の四月に2頭目がいなくなりましたので、今は
夫と二人暮しです。

周りからは、そろそろどう?と、聞かれたりもしますが、
今の所、迎える気はありません。

窓の外では、鳥たちが楽しそうに、またエネルギッシュに
枝から枝へ飛び、地面に落ちた種を啄んでいます。
敵に襲われないようにでしょうか、木の中をひっきりなしに飛び回っている鳥たちもいます。
彼らの生き生きとした生命力あふれる姿に、これが動物の生き方なのでは。と、
考えます。
太っていたり、痩せすぎていたりということもありません。
ただ、野生で生きていくということは短命でもあります。
小さな怪我はすぐに感染症を引き起こすことになったり、天敵から襲われることになるでしょう。
食べものも毎日充分に食べることもなく、冬になればほとんど食事は
摂れなくなるのでは。と、思います。
冷たい雨に打たれ、どこで寒さをしのいでいるのでしょうか。

それでも、彼らは生き生きと生きている。
私たち人間もかつては、あのように生き生きと生きていたのかもしれません。
私も自然の中での暮らしを求めて、ようやくここに辿り着きました。
自然の中でしか生きられない。と、考えたからです。
それならば、私たちよりも野生の本能を持ち合わせている犬たちは
たとえ天敵がいても、寒くても、お腹が空いても
自然の中で暮らす方が幸せなのでは。という思いに私は捉われているのです。

決して、犬を飼っている人を非難しているわけではありません。
そうではないのです。
犬や猫は私たちの最高のパートナーですから。

私は彼らの本当の気持ちを知っていると信じていました。
でも、今は、それが本当のことだったと確信して言えないのです。
なぜなら、何も言わずにあの子達は天国に行ってしまったから。

何が楽しくて、何が嫌で
どうして欲しかったのか。

今の私にはわからないのです。

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