年賀状を筆で書くようになったのは、ここ数年です。
達筆な方も多い中、習字を習ったこともない私の年賀状を送るのは、
少々気持ちが引けるところもありますが、
一枚一枚、手書きで書いて、新しい年を良き年にしていただきたいという
心を込めて書いています。

200枚なんて、大変じゃない?と言われたりもします。
確かに大変ですが、一枚書いて、次回はここに気をつけよう。と、
次の一枚を取る。という動作を繰り返していると
無心になり、ただお手本通りに書きたい。
という気持ちだけで枚数を重ねていきます。

今年は筆文字主体で年賀状を書くことにしたので
筆も買いました。
改めて、筆という道具は、シンプルにできているのに
細い線も太い線も自在に描ける素晴らしい道具だと思いました。
しかし、硬さがないため、自分の手と腕がしっかりと安定していないと
心もとない、弱々しい字になってしまいます。
字は人の心を映すもの、下手でも元気にはつらつとした字を書きたいものです。
美しいライン、かすれを出そうと真剣にその一筆に心を集中させます。
何枚書いても、同じ文字になることはなく
すべての賀状が特別な一枚となります。

もっと勉強すれば、もっと素晴らしい字が書けるのでしょうが、
一年に一回こうやって集中することを楽しんでいます。

音声でお聞きになられたい方は
こちらをどうぞ。
http://vocaroo.com/i/s1SJdwLfzVeh