胃が痛い。
気持ちが沈む。
ある些細なことが気になって仕方がない。

そんな心に悩まされるとき
”それって、気のせいでしょう?
気にしなければいいんですよ。”
お医者さんや人からそんな言葉を言われた時
どれほど辛いかを知っています。

だれしも、胃の痛い思いはしたくないですし
気持ちが沈む事なく、楽しい気分でいたいものです。
気にしても仕方ないことだと分かっているので
気にしたくはない。

けれど、そうしたくても、
そうできればどれほど楽なのか、わかっていても
それが出来ないことが辛いのです。

人は自分が簡単に出来る事は
誰にでも出来ると思ってしまいがちです。
けれど、その人にとって、考えることも決心する必要もなく、
簡単にできることでも、
ある人にとっては、困難な行動であることもあります。

昔に比べると暮らしはどんどん複雑になっています。
農耕だけを手作業でやっていたときは
作業は大変だったと想像できますが、
複雑な問題を抱えているわけではなかったと思います。
毎日、単調に日々を過ごしている中で四季が繰り返され
その季節、天気によって人は行動していました。
その仕事は、自分でその日の作業を決めることが
できませんでした。
晴れた日は、外作業
お天気が悪ければ屋内での作業
日が昇れば、働き
太陽が沈めば、身体を休める時間となりました。

でも、今は24時間止まることなく、世界も人もお金も動き、
夜のない毎日を暮らす人々もたくさんいます。

自分で決めるからこそ、日々の暮らしは複雑になっていきます。
そんな複雑な毎日をどのように暮らせば
心穏やかに暮らせるのでしょうか。

わたしたち、人間も動物です。
少し自然に任せての時間を過ごすことで
ストレスを抱えた身体を休め、
身動きできない人たちに
身体の痛みに耐えている人たちに
思う様にいかない毎日を暮らす人々に

”痛いなんて、気のせいよ。
そんな小さなこと
気にしなければいいのよ。”と、
その人にとって出来ないこと、
一番難しいことを励ましの言葉にすることは
かえってその人を苦しめるのだと気づきました。

なにより、
だれより
わたしが一番その言葉で傷ついてきたのです。

音声でお聞きになられたい方は
こちらをどうぞ。
http://vocaroo.com/i/s1avZPCajTjf