食事が健康の基本であると、わかっていても、
多くの方は、西洋医学での治療に向かわれます。
その後、症状は落ち着いても、病気の回復が遅れ、
薬の副作用でまた新たな症状が現れるという現状があることは否めません。
急性の病気は、西洋医学が一番です。しかし、
病気が慢性に移行したら、病気を治してくれるのは
自分の免疫力だけです。

東城百合子さんの本を何冊も持っていますし
何度も、何度も読みかえしています。
しかし私は、東城百合子さんだから、信頼しているというわけではありません。
マクロビオティックを生み出した、桜沢如一
300年前の医師である貝原益軒の養生訓
そして現代医学の先生方が書いた本を読んで
人がどうして病気になり苦しむのかを自分なりに勉強して
考えてきました。

それらの方達が、健康のことについて書かれた本には
自然の摂理が持つ調和と秩序が徹底した倫理性により、
また綿密な知識によって書かれています。
現代の医学の生命観では、人は自然から切り離された存在であり、
医療は人の心と体を別のものと捉えています。
そのため、現代の医学の治療は、感染症の原因である細菌を攻撃する、
あるいは高血圧や心筋梗塞の原因を探し出し、それらを避け、症状を抑えるために薬を使います。
病気及び、その原因は「敵」であり、それらを排除することを基本としています。

一方の本当の治療、養生とは、人は自然と密接につながっていることを知り
体が求めていること、体にとって何が負担かを考え、知ることで
体の免疫力が強まり、病気の回復に近づいていくということです。

病気や痛みは、体から
”体に負担がかかっています。どうか
養生してください。身体に負担のかかる生活をしないでください。”
というお願いであり、お知らせです。

その体の負担という病気の最も大きな要因となるのは食事です。
コンビニや外食はそれほど多くないと言われる方でも
料理によってはそれらに近い食事をしているのかもしれません。
忙しい時に簡単に済ませてしまうことはありませんか?

ストレスを抱えていて、
自分はそれで我慢できているつもりでも、身体にとって
ストレスは我慢できない、耐え難いものかもしれません。
体と心は一体
心身一如なのです。

西洋医学的に、漢方や野草のお茶などを飲んでも
簡単に病気は治りません。
例えば、東城さんの本に書かれている
つくしの後に生えてくるスギナはからだにとてもいいと言われています。
しかし、なぜ、スギナが私たちの身体にいいのか、
それは科学的には証明されていません。
決して特別な栄養成分や、病原菌を殺す物質が入っているわけではないのです。
体の健康が求めているのは、それらの特別な栄養成分などではないのです。
スギナは、取っても取っても根絶やすことができない草です。
その生命力が私たちに生きる元気をくれるのかもしれません。

病院に行った時、診察を待っている間に考えてみてください。
なぜ年間の医療費が40兆円もかかりながら
人は健康になれないのか。
病院や製薬会社が巨大化しているのはなぜなのか。
本当にこの病院が自分の病気を治してくれるのか。
その答えの先に、本来人が持っている健康を取り戻す鍵が見つかるかもしれません。

養生訓を書いた貝原益軒の言葉に
”人は歳を重ねるごとに、幸せになっていくものです。
そのために人は健康で長生きするべきであり、また日々の生活の中で
自分の役割を果たしていくことも養生です。”というのがあります。

ぜひ、みなさん、一緒に
長生きして、幸せになりましょう。

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